『まれ』151話「貝殻おじさんは徹?希怒りのパワーでコンクールに挑む」

店のホームページに「貝殻おじさん」と名乗る人物からの書き込みがあり、
その内容と名前から、書き込んだ人物は失踪中の徹(大泉洋)と確信した、
一徹(葉山奨之)と圭太(山崎賢人)。
圭太は、大輔(柳楽優弥)が徹を見かけた話や、それを聞いて一徹が
徹を探しに埼玉まで行ったことなどを希(土屋太鳳)に打ち明けるが。。。

『まれ』第26週第151話「希空ウエディングケーキ」あらすじ

店から戻った希(土屋太鳳)に徹(大泉洋)から連絡があったと
圭太(山崎賢人)は伝えると、ホームページに書き込まれた
コメントを見せる。

ハンドルネームの「貝殻おじさん」という名前に
徹がむかし企画していた「貝殻ビジネス」を思い出す希。

コメントを店ながら圭太は、大輔(柳楽優弥)からの話や、
一徹(葉山奨之)が徹を探しに出ていたことを希に伝えると、
これまでも徹はずっとこのホームページを見て
希たちのことを見守っていたのではないかと
希に話すのだった。

圭太から徹が生きていると聞き
希は徹の生存に安堵しながらも
複雑な思いにかられるのでした。

桶作家の庭で
一徹子とどもたちが水遊びをしている姿を
見ている希にみのり(門脇麦)が声をかける。

徹のことをよかったとみのりも喜んでいたが
そんなみのりに希は嬉しい気持ちとなんとも言えない
複雑な気持ちがこみ上げてくるのだとみのりに話すと、
そこへ一徹が、それは自分も感じていたと言い
コメントするくらいなら普通に連絡してくればいいし、
「貝殻おじさん」となんて明らかに
わかりやすいハンドルネームつけるくらいなら
「津村徹」って書けばいい!との一徹の言葉に
希は徹へもやっとした思いに気づいた希。

そこへ藍子(常盤貴子)が昔の思い出の品を持ってくると
そこから「私の計画」と書かれた
希の小学生の頃の作文が出てくる。

「わたしは夢が大嫌いです。
あてにならない夢は
家族を不幸にするだけです。
人生は地道にコツコツです!」

「夢嫌い」のころの自分を思いだした希。

もとはといえば、自分が「夢嫌い」になったのも
徹のせいだということを思いだした希は
どんどんと徹への怒りがこみ上げてくる。

それは店についてからも収まらず、
よく考えてみればこれまで
どれだけ徹に振り回せれてきたことか
無事でいたことは嬉しいが、
そもそもいなくなる方が悪い
なにが「貝殻おじさん」だ!
こんな応援素直に喜べるわけがない!
いや、むしろ動揺する!邪魔をされる!
コンクールに支障がでる!!と、
希は怒りに任せコンクールに向けた
通し練習をしていると、
結果は5時間10分!

余裕をもって設定していた
目標時間よりも5分も早くできあがり、
予想外の新記録を叩き出してしまい
希は驚いてしまう。

徹への怒りのパワーは
いつでも希の原動力だった。

そのころ、
美容室サロンはるでは
徹から連絡があったと
近所の仲間たちが集まり
喜びに沸き立ち
徹が夢枕に立ったと
心配していた浩一(篠井英介)も
徹からの連絡に
胸をなでおろしてしいた。

一方、
塗師屋では一徹と圭太が
希の予想外の怒りようを
気にかけていた。

しかし圭太は、
今回のケーキのテーマの一つは
「家族」でもあるから、
徹が生きていて
希のことを応援していることは
知っておいたほうがいいと話し
改めて思えば、
希がパティシエになろうと思ったきっかけも
徹が買ってきた「魔女姫の誕生日ケーキ」
希が店を持つことになったのも
徹の企画のおかげだと話す一徹。

希にとって徹の存在は大きいと圭太は言うと
希のコンクールのために輪島塗の台を
丹念に作り続ける。

もしかすると
希のコンクールを徹が見に来るかもしれない
そうすれば村に連れて戻すこともできるが
まだ問題が一つ残されていた。

徹の会社の元社員・山口。

彼の問題が解決しない限り
徹は村へ帰って来れないだろうと
圭太と一徹は頭をなやませる。

コンクール前日、
元治(田中泯)に文(田中裕子)
藍子にみのりに徹志(高橋來)
歩実(横山芽生)、匠(小山春朋)たちからは
手づくりの小さな「魔女姫」のお守りをもらい
希は家族から温かく見送られて
コンクール向け東京へと出発する。

2015年8月2日東京
「世界パティシエコンクール」
日本予選

いよいよ世界一につながる
コンクールのはじまりです。

圭太と一徹も希とともに東京へと来ると
一徹はホームページで
希のコンクールを実況中継
圭太はというと。。。

「もしもし?
ジンナン法律事務所ですか?」

と、法律事務所へと電話をかけると
では、11時にと約束をとりつけていた。

一方、出場者控え室では
一子が希の密着取材をしていると
沙耶(飯豊まりえ)があわてて駆け込んでくると
控え室に陶子(柊子)と浅井(鈴木拓)がやってくる。

懐かしい面々に会えたことに喜ぶ希だったが
そこへ、さっそうと大悟(小日向文世)が控え室に入ってくる。

すると、大悟は勢いよくパティシエ服にそでを通し
向き直り「たたきのめしてやる!」と
希へと宣戦布告する。

大悟も出場すると知り
希は愕然とするのでした。

『まれ』第26週第151話「希空ウエディングケーキ」解説

今回は 「貝殻ビジネス」「元社員・山口
大悟のたたきのめしてやる」 について
解説していきたいと思います。

貝殻ビジネス

今思えば、このビジネスが
徹の失踪の布石となるエピソードでした。

この徹のビジネスに
安西という男が興味を示し関るようになります。

このビジネス自体はトンザしたのですが
その後も徹は安西との関りを続け、
最終的には3年もかけて成功させた会社を
倒産させる原因になりました。

「貝殻」とは徹にとって
とても因縁のあるネーミングなのです。

元社員・山口

東京で成功した徹が立ち上げた会社の元社員。

徹が会社を立ち上げる際
正社員として採用したのですが
会社が倒産し失業したことをきっかけに
家族にも見放されて人生のどん底へ落ち、
徹への恨みを募らせ
とうとう村や徹の家族をまきこんだ
執拗なつきまといや嫌がらせをはじめるに至ります。

これが、徹の失踪の決定打となりました。

大悟のたたきのめしてやる

この「たたきのめしてやる」は大悟の名言として有名です。

大悟の店が倒産のピンチに陥ったとき、
希の働きでテレビでのケーキ対決をし
店を宣伝するチャンスにめぐまれます。

しかし、大悟はある弱点から
その対決から逃げ出そうとしますが、
その弱点を克服し奮起したときのセリフが
「たたきのめしてやる」なのです。

このセリフを言うということは
大悟の本気の意思表明といえるのです。

【元社員・山口のエピソード】は→コチラ 第20週115~120話「男たちのウィークエンド」へ
【貝殻ビジネスのエピソード】は→コチラ 第5週25~30話「情熱ミルフィーユ」へ
【大悟のたたきのめしてやる】は→コチラ 第10週55~60話「逆転一発パンケーキ」へ

『まれ』第26週第151話「希空ウエディングケーキ」感想

今回は、怒りの師弟対決!? な 回でしたね。

徹さんへの怒りでパワーアップした希は
まるで横浜時代の大悟さんのようでしたね。

さすが似たもの同士と言うか
似たもの師弟ですね。

そしてそして、
大悟さんが勝手に申し込んだこのコンクールに
大悟さん自身も出場し、希と対決するという
びっくりな展開です。

一体どんな対決になるのでしょうか?

今日の名言は
圭太の 希にとってお父さん(徹)の存在は大きい です
まさしくその通り!
そういいながら健気に希のために輪島塗の台を作る圭太くん
いつの間にやら希を支える健気な旦那さまになっていましたね。

いよいよ世界一へ向けて
日本予選がはじまります。
そんな中、圭太は法律事務所へ連絡し、
希の前には師匠である大悟が立ちはだかります。
一体どうなってしまうのか!!??

次回、第152話  最終週続 「希空ウエディングケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る