あさが来た 101話 銀行の神様・渋沢栄一との出会い

、銀行の神様・渋沢栄一(三宅裕司)は、あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)のふたりにある問題を出し、銀行経営に一番大切なものを教える。一方、加野屋では店を去ろうとする雁助(山内圭哉)を榮三郎(桐山照史)は引き留めますが、雁助は加野屋を去る決意をした理由を話す。その話を、掃除をしていたうめ(友近)が偶然耳にしてしまい。。。

『あさが来た』第17週101話「最後のご奉公」あらすじ

銀行の神様・渋沢栄一

あさ(波瑠)と新次郎(玉木宏)たちの前に現れた、銀行の神様・渋沢栄一(三宅裕司)はふたりにある問題を出す。

第1問、銀行が経営する者が、一番ほしくて一番大切なものは?
第2問、両替屋にはなくて、銀行にある仕組みは何か?

その答えは、「信用」と「預金」。渋沢が、銀行経営にもっとも大切な理念をあさに伝え、そして、亡き五代友厚と目指していた日本の将来について「日本のために誠実に働いてくれる人材の育成したい。」と語り、商いと教育は同じくらいに大切なものだという渋沢の言葉に、あさと新次郎は感銘と大きな衝撃をうけます。

雁助の決意

加野屋の働き手たちのほとんどは、そのまま住み込みで働くことになり、これまでどおりの生活を送っていました。

加野屋を辞めようとする雁助(山内圭哉)を引き留める榮三郎(桐山照史)でしたが、出ていった嫁から、娘が重い病にかかり金銭的に助けてほしいと20年ぶりの手紙で頼まれたと雁助は話し、娘のために嫁の実家のある愛媛へ向かう決断をします。

その話を、掃除をしていたうめ(友近)が偶然耳にしてしまう。

うめと雁助の別れ

廊下にたたずむうめを見つけた雁助は「堪忍な」と声をかける。

申し訳そうな雁助にうめは、雁助が冗談でも自分に「一緒に行けへんか」と言ってくれた、その思い出があれば自分はもう一生一人で生きていける。「今までホンマおおきに。どうかお元気で。」と言葉を交わす。

そして雁助は、自分は最後まで加野屋に奉公することができなかった。どうか、うめは最後まであさのそばで頑張ってほしいと言葉を贈ると、うめは「任しておくなはれ。」とうなずきます。

うめの涙

心ここにあらずなうめにあさは相撲を挑み、あさとうめは加野屋の庭で相撲を組み合い、そして、うめはみごとな大外刈(おおそとがり)であさを負かせると「うめのこと泣かせてあげようと思ってのに」と照れくさそうに笑うあさ。

その笑顔にうめは堪らずあさを抱きしめると涙し、大きな声をあげて子どものように泣きじゃくります。こうして、加野屋の日は暮れていくのでした。

そして明治21年、加野屋はいよいよ銀行設立の時を迎えます。

『あさが来た』第17週101話「最後のご奉公」解説

今回は「うめの歳(年齢)」について解説していきたいと思います。

うめの歳(年齢)」について、
うめの歳(年齢)設定は、以下のようになっています。

  • あさの幼少時代 30歳くらい。
  • あさが新次郎と結婚する45歳くらい。
  • 今回の雁助との別れのシーンでは60歳くらい。

おおよそ、このような年齢に設定されています。

劇中では、他のキャストも年齢をかさねても、子役が変わったり、カツラに白髪が混じる程度だったりなので、まったく歳をかさねた雰囲気がありませんよね(笑)

いつまでもみなさん若々しくてステキです!

【うめとあさの相撲エピソード】→コチラ 第10話「ふたつの花びら」へ

『あさが来た』第17週101話「最後のご奉公」感想

今回は、びっくりぽんなどんでん返し!な回でしたね。

今回のお話、納得できていない方も多いでしょう。そういう私も、納得しておりません!

あの手紙がずっとずーっと怪しいと思ってましたが、まさかの展開でしたね。。。

出て行った奥さんからの手紙なのは予想がついていましたが、てっきり「娘が結婚する。」とか、「自分が病気になったから娘の面倒を見てほしい。」とか、そんな内容だとばかり思っていたので、まさか20年ぶりの手紙が「娘が病気になって、医療費が大変だから助けてほしい。」という内容に驚きを隠せません。

朝から衝撃的過ぎてポカーンと口をあけて15分見ておりました。

うめさんと雁助さんにも幸せになってほしかったのに、なんなんですか!?あの終わり方は!!

今日の名言は
あさの「うめのこと泣かせてあげようと思ってのに」です。

あさがに詰まったときには、いつもうめがこうやって受け止めてくれていたことを、今度はあさがうめの想いを受け止めようとした。そんなふたりの強い絆が現れていた回でしたね。

いよいよ加野銀行設立の日がやってきます。
雁助とうめは本当にこのまま別れてしまうのか!?

次回、『あさが来た』第102話「最後のご奉公」お楽しみに!!!

『あさが来た』もくじ あらすじと解説・感想

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