『まれ』20話「塩田からカフェへ?希と一徹、人の業を知る」

一人息子・哲也(池内博之)は、塩田を潰してカフェを開きたいと打ち明け、
元治(田中泯)と文(田中裕子)の親子の間に暗雲が立ち込める
翌日、希(土屋太鳳)は市役所を訪ねた哲也を元治の話で怒らせてしまい
上司に公私混同するなと指摘される。
その夜、希が哲也一家の部屋から聞きいてしまった会話は。。。

『まれ』第4週 20話 「さよなら桜もち」あらすじ

ある雨の日、突然東京から家族を連れ帰ってきた哲也(池内博之)は、
塩田をつぶしてカフェを開きたいと打ち明け、桶作家は騒然となる。

言葉も出ない元治(田中泯)と文(田中裕子)をよそに、
哲也は、カフェの完成図や設計図面を取り出し説明をしだす。

哲也は、元治に引退を勧め、自分が商売し2人の老後を支えると言うが、
文は重たい口を開くと、2人の孫に部屋に戻るように言うと、
希と一徹も2人を連れるように部屋へと戻るのだった。

重たい空気が流れる。

文はカフェでもなんでも好きにすればいいが、塩田は辞めないと言い、
店は他の場所でやれと突き放すが、哲也は他の場所だとお金がかかる、
初期費用を抑えるために、できるだけお金をかけたくないと言うと、
文は、なら塩田を継げばいい、一番安く済むだろうと声を張り上げる。

今更無理だと拒む哲也に、妻・しおり(中村優子)も、2人の娘も、
元治と文と暮らすのを楽しみにしていると訴えるが。

そこへ徹(大泉洋)は、気に入らないと口を挟む、孫の顔を見せて、
同居をちらつかせて、2人をぬか喜びさせて、それじゃジジババ詐欺だと、
憤慨する。

しかし、哲也はあなたに家族語れるのかと徹へ切り返す。

そんなやり取りを見かねた元治はおもむろに立ち上がると、
部屋を出て行くと、文は今日は泊めてやるが、明日には出て行け
哲也夫婦に言うのでした。

無言で塩釜を見つめる元治のもとへ、コップ酒を持ち寄る徹は、
元治に酒を渡すと、黙って隣へ寄り添うのでした。

希(土屋太鳳)が台所へ来ると、「桜餅」が置いてあるのに気づくと、
藍子(常盤貴子)が大切そうに、これは文が作ったのだと言い、
めったに来ない孫がきたのでよほど嬉しかったのだろうと見つめていた。

そこへ文がやってきて、食べるか?食べないなら捨てると、
その桜餅を捨てようとする文を、食べます!と希は慌てて止めるのでした。

翌日希は、昨日の「桜餅」を市役所に持ち、職場の仲間と食べていると、
学生気分で職場に来るなと、またもや博之(板尾創路)叱られるが、
そこへ山田典子(内田慈)がやってきて、「桜餅」を取ると、
それを食べながら、今度コンサートしようと考えているからと、
希に会場を手配するように言い、「桜餅」食べると去っていってしまう。

山田典子、芸名:京極ミズハは、シタールというインド発祥の伝統楽器の
演奏者でアーティスト、音楽に向き合うために移住してきたらしい。

慌てて希は典子を追いかけようとするが、
そこへ哲也が移住希望者として市役所を訪ねてきた。

希は、輪島市の移住支援制度について、哲也に説明するが、
たった5万10万奨励金が出たところで何も出来ないと不満な哲也は、
頭を抱え、まだ塩田を潰すつもりでいるようだった。

そんな哲也に希は、元治の塩田にかける思いを伝え怒らせてしまう。

そんな希に、課長の博之は公務員がしてはいけないことは何かと訊ねるが、
希は答えられない、すると、規則違反公私混同だと指摘され、
仕事に私情を持ち込むなと叱られるのだった。

そんな折、希が博之に目をつけられ、睨まれているという話が清掃をする、
徹の耳に入ってくると、徹は希が心配で仕事が手につかなくなるのでした。

落ち込む希は、仕事の帰り道、一子(清水富美加)と圭太(山崎賢人)が、
一緒にいるところを見てしまい複雑な思い見つめていた。

ひと月前、一子に圭太のことを伝えられた希は、一子へ圭太のことは、
もう何とも思ってないと言ったものの、心のどこかで引っかかっていた。

その後、みのり(門脇麦)と待ち合わせていた、希は始めて、
みのりの口から、一子と圭太の馴れ初めを聞く事になる。

何も知らないみのりは、希にフラれてやけになっていた圭太に
一子が告白したのだと教えると、希はふーんと言って話を変え、
お互いに出来上がったばかりの名刺を交換し合い、仕事について話すと、
みのりは、誰かと誰かの出会いの架け橋になるなんて素敵だと希に言うと、
希は元気を取り戻し、みのりに思わず抱きつくのでした。

夜になり桶作家に帰った希は、廊下で座り込む一徹を見かけ、
一徹に何をしているのかと聞くと、人間というのは業の深い生き物だねと言い、
哲也一家の部屋を顎で指すと、希はそこから聞こえる会話に唖然とする。

哲也の2人の娘はたちは、退屈すぎて死ぬや、こんなド田舎嫌だなど、
携帯の電波も届かないし、制服も絶対ダサいしと不満ばかり並べ、
妻・しおり(中村優子)は、そんな娘たちに贅沢できないのだから言い、
一緒に住もうと言って文たちを丸め込むように言い聞かせていた。

それを耳にした希は目を丸くし、愕然とするのでした。

『まれ』第4週 20話 「さよなら桜もち」解説

今回は、 シタール について解説していきたいと思います。

シタールとは、北インド発祥の弦楽器で、民族楽器の一つです。

シタール共鳴胴は通常ヒョウタンなどからできていて、弦は19弦もあり、
ミズラブも呼ばれる金属製の爪で弦をはじいて演奏する楽器で、
音色は、日本の三味線琵琶に似ています。

アラビアンナイトな宴に演奏されていそうな楽器と言えば。。。
伝わりにくいでしょうか;;;;

ネットでシタールと検索すると、
いろいろなアーティストとの演奏が見られるので、
ご興味があれば、ぜひ一度お聴きになってみてください。

『まれ』第4週 20話 「さよなら桜もち」感想

今回は、人の業を知る 回でしたね。

本当に人って怖いです。

言葉を失ってしまいました。

親族でそんな。。。。

私がお人よしなだけでしょうか???

希も、人の傲慢さや規則、浅ましさに悩まされているでしょうね。

大変です。

ちなみに【業(ごう)】とは
仏教での、人間の身・口・意によって行われる善悪の行為
善悪の行為によって受ける報いや、理性によって制御できない心の働き、
または、おこない、行為、所業しわざ、こと、ありさま、おもむき
などを言います。

今日の名言は
一徹くんの 人間というのは業の深い生き物だね です。
怖いです、自分も気をつけます。

魔物に囲まれているかのような希、
この魔物たちをどうやって退治するのでしょうか!!?

次回、第21話  続 「さよなら桜もち」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る