『まれ』25話「希企画移住ツアー、津村家テレビに出る」

就職して半年。希(土屋太鳳)は、移住希望者向け体験ツアーを担当していた。
都会から訪れている参加者たちに能登の魅力を紹介して回っていると、
参加者の1人、安西(六角精児)が輪島塗についてもっと知りたいと言いと、
希は、輪島塗を安西に教えて欲しいと、圭太(山崎賢人)に持ちかける。

『まれ』第5週 25話 「情熱ミルフィーユ」あらすじ

「2002年秋、能登半島輪島市では、過疎化に歯止めをかけようと、
移住希望者への体験ツアーを実施しています企画したのは津村希さん。」と
テレビからアナウンサーの声が流れる。

テレビ番組WAJIMAまんでMondayの取材班が外裏村へ取材に訪れていた。

希が市役所で移住者サポートの仕事を始めて半年

希の発案で企画された、輪島市への移住希望者に向けた能登体験ツアー
能登体験ツアー」が注目されたのだった。

リポーターのマッキ―(篠山巻信)が、8年前移住してきた移住の先駆けとして
津村一家をリポートする。

外裏村へ来た当初の様子を聞かれた藍子(常盤貴子)は、
あの時は夜逃げ同然だったので、とにかく必死でしたとありのままに話すと、
慌てて希が住むところがなかった自分たちへ、親切に部屋を貸してくれたと、
元治(田中泯)と文(田中裕子)を紹介するが、

無言で固まる元治、人類は助け合いですと、支離滅裂なと文は、
カメラを前に緊張していた。

その後ろに並ぶ真人(塚地武雄)、久美(ふせえり)夫婦、
浩一(篠井英介)、はる(鈴木砂羽)夫婦、慎一郎(ガッツ石松)、
マキ(中川翔子)。

固まる元治と文の後ろで、はるは、サロンはるは年中無休!と、
ピースサインをしながら嬉しそうに宣伝活動に勤しんでいた

ディレクターから、時間なし、まとめるようにというカンペが出ると。

ここでようやく、リポーターのマッキ―(篠山巻信)によって、
希が市役所で働いていることが紹介しされると、移住希望者が紹介されるが、
そこへ、なんでこっちが後になるんだ、優先順位意が違うだろうと言う、
新谷(山本圭祐)の不満のボヤキがテレビマイクへ入ってしまう。

山中道夫さん、高槻賢治さん岡野亜美さん(梶原ひかり)、
安西隼人さん(六角精児)の4人です。

ここでテレビは終了。

その夜、元治の民宿に、ツアー参加者も住民もみんな集まって
今日収録されたテレビを見ていた

希が真鯛の姿造りを持ってきて、ツアー参加者に振舞う。

地元で採れた里いもやきのこ、慎一郎が今朝、漁で捕ってきた真鯛など、
能登の食材、料理を体験してもらうという趣向だったが、参加者の一人、
岡野亜美は、肉はないのか?と言い、自分は魚も野菜も食べれないと言うと、
食べれないなら食うな!と文が一喝して参加者は驚く。

そこへ藍子が、ツアー参加者にどうして移住しようと考えたのか理由を訊ねた。

すると、参加者の一人、山中道夫は、早くに妻を亡くし、子どもも独立したので、
のんびり暮らしたいと思ったと語り。

参加者、高槻賢治は、デイトレーダー(株のネット取引)で、
パソコンとネット回線があれば、どこでも取引できるので、
東京にいる必要性はないと思ったと言う。

唯一の女性参加者、岡野亜美は、なんとなくと言い、やりたいこともなく、
彼氏とも別れたのがいい機会かと思ったと答えた。

最後の参加者、安西隼人は、人生に疲れてしまい、人付き合いも悪く、
仕事もうまくいかず話し相手はインコのシロちゃんだけと言うが、
そのシロちゃんにも逃げられてしまったと言うと落ち込むが、
能登に来てホッとしたと言う。

その言葉に同感する高槻、能登の人は懐が深いというか、
よそ者に対する警戒心がないと言い、とても良いところだと賞賛する。

その言葉に元治は、昔から能登は流れ着いてくる国だからと話し出すと、
文が続けて、海に向かって開けてるので、見たこともない人も物も流れ着く、
昔の人たちはそういったモノを神様だといって大切に祭ってきたというのだった。

賑やかな宴は大成功に終わり、あと片付けをする、希とみのり(門脇麦)、
そんな中、みのりは、一子(清水富美加)の携帯に、
圭太とのプリクラが貼ってあるのを見つけたのだった。

驚く希。

するとみのりが、もう圭太とはキスしたのか?と一子に訊ねるが、
一子ははぐらかすが、希とみのりは追いかけ事情聴取を行うが、
一子に逃げられてしまった。

一方、圭太と話す洋一郎。

本気で付き合ってるのか?と聞く洋一郎に本気だと言う圭太だが、
なんだか上の空のような圭太に、洋一郎は小学年生の頃の話をしだす。

一子は優しい女の子で自分の苦手なものを克服させようとしてくれて、
みんなに内緒で特訓に付き合ってくれた強い女の子だ。

でも、普段強がっているけど、本当は弱くて、攻撃されると負けてしまうから、
先に自分から攻撃してしまうのだと、一子について熱く語る。

わかっていると言う圭太。

そして再度、一子とは本気で付き合っていると言う圭太。

でも、今は漆に集中したいし、実際そこまでの余裕は今の自分にはない
一子のすべてを満たしてはやれない、そこだけは勘弁して欲しいと、
洋一郎に言うのだった

翌朝、輪島塗り体験として圭太の職場に来ている希とツアー参加者たち。

圭太は輪島塗の良さと、漆の塗り方をを参加者に教え、
自分は漆を塗っている時が1番楽しいと嬉しそうに言う姿に希は、
顔がほころんでしまうのだった。

休憩時、希は何層も重ね塗りをする輪島塗りに合わせて
何層も生地を重ねるミルフィーユにを作って、参加者に振舞っていた。

輪島塗も見事だが、ケーキもおいしい!と上々の反応に嬉しくなる希ですが、
美味しいけど、これ重ねる必要あるんですか?と亜美が聞いてくる。

亜美は続けて輪島塗りも、上から塗ってしまえば同じではないか?と言い、
この言葉に、ムッとする圭太に同じではないと職人の井田(塩山誠司)は言う。

参加者の一人安西は、輪島塗りの良さに感動し、
こういう仕事をしてみたいなあともらすと、もっと詳しく聞きたいと希に言う。

すると希は、圭太がここの孫なので、紹介すると言ってしまうが、
圭太は、オレはまだ修業の身だからと乗り気はない。

しかし、輪島塗りに感動したと話す安西の話に圭太は嬉しくなり
だったら話だけでもと、出来ることならさせてもらうと圭太が言うと、
安西はありがとうと圭太と握手をするが、煮詰まった漆が安西の手に当たり、
やけどをしてしまう。

水道で手を冷やす安西のポケットからレシートが落ち、
希はそのレシートを拾いますが、
そこには25万2194円の額面。

このレシートは、一体何を意味するのでしょうか?

『まれ』第5週 25話 「情熱ミルフィーユ」解説

今回は 安西のレシート について解説していきたいと思います。

ざっくりとした内容は下記

シャンパン(ドンペリなど) 37.500~45.000円
ワインボトル 12.000円
ドライフルーツ 4.900円??
シーザーサラダ 6.150円??
ミネラルウォーター 4.800円??
チーズ盛り合わせ 12.800円??

サービス税 21.835
消費税 12.009円
総額 252.194円 

サラダが6.150円!?水が4.800円!!??
ワインやシャンパンは物によるかもしれませんが。。。
サービス料10%近い?

どこかの高級ホテルではない。。ですよね
これは、あれです。

綺麗なお姉さんがいるお店のレシートかと思われますが

人生に疲れ、仕事もうまくいかない、人付き合いのできない
インコが友達の中年男性にこのレシートは似つかわしくありませんね。

この安西さん、何か輪島塗でなにか企んでいると思われますが、
今はこれだけでは何もわかりませんね。

不審です。

『まれ』第5週 25話 「情熱ミルフィーユ」感想

今回は 希社会人として一人前になりそうな予感? な回でしたね。

市役所に就職して半年、ようやく希にも企画を任されるようになりました。

思えば、紺谷課長に目をつけられ、
元厄介者、山田典子の餌食になり、
一時はどうなるかと思いましたが、
市役所の仕事にも慣れてきたようで何よりです!
よかったよかった。

しかし、ここに来て雲行きが怪しくなってきました。

最初は残念なお兄さんかと思っていましたが、
安西さん

何だか違うようです。

この人とっても怪しいです。

今日の名言
元治さんの 能登は流れ着いてくる国 です。
昔からの能登の懐の深さが表れているような言葉ですね。

謎の男、安西。
彼は何者???
一体、何を企んでいるのか!??

次回、第26話  続 「情熱ミルフィーユ」 お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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