『まれ』83話「希マリッジブルー?圭太のお見合い」

仕事に追われる希(土屋太鳳)は、圭太(山崎賢人)との時間が取れずに、
ついに圭太と喧嘩になり、圭太に仕事と結婚どっちが大事なのだと問詰められ、
仕事だと言ってしまった希だが、言い過ぎたと反省し圭太へ連絡をするも、
そこで亜美(梶原ひかり)から圭太がお見合いをすることになったと聞かされ。。。

『まれ』第14週 第83話 「絶体絶命メッセージプレート」あらすじ

圭太(山崎賢人)に仕事と結婚どっちが大事なのだと問詰められ、
仕事だと言い切った希(土屋太鳳)は、まだ圭太への怒りが収まらず、
あんなこと言う人だと思わなかったと息を荒げていた。

そんな希に、徹(大泉洋)は売り言葉に買い言葉だろ?と、
希を落ち着かせようとするも、希は心に思っているから言葉に出るのだと怒ると、
何が何だかわからなくなってきたと頭を抱えると、結婚って何?と徹に聞く希、
唐突な質問に驚いた徹は、オレに聞くの??希に聞いてしまう。

圭太のことで悩んでいる希に徹は、本当に圭太でいいのかなとか悩んでる?と、
聞くと希は、そういうのではないけど、と少し考えて、疲れたような顔で、
圭太のあの突っ走りにはついていけないと言うと、徹は笑う。

パティシエになると決めたら突っ走って横浜へ着たり、
ここぞと大事なことは全部突っ走ってるだろうと、
希も圭太に負けてないと徹は笑って言うのだった。

夜もふけ、まだ寝なくても大丈夫なのか?と徹は心配そうに希に聞くと、
希は、なんだか寝れそうにないと言う。

久しぶりに親子団欒でもするか!と何かも飲もうと徹が希に声をかけると、
希は、それいいね、家族団欒なんてずいぶんしてないねと嬉しそうに言い、
そんなまれに徹が、だって希ちゃん忙しいんだもんと少しおとぼけて言うと、
希はミルクティーいい?と聞くと、徹はいいねー夜明けのミルクティーと答えた。

ミルクティーを飲みながら、普段なんでも突っ走って行ってしまう希が、
二年半も待ったってことは、圭太はそれだけの男なんじゃないのかな?と、
つぶやき、女将の話がないならどうだ?結婚を考えられるか?と徹が尋ねると、
希は、まだ、決心がつかないと言って肩を落としてしまう。

そんな希に徹は、二年半は長いツラいよなと言って、
オレは希も圭太も頑張ったと思う、
結婚はじっくり考えればいいと思うと言うと、
徹は言うとミルクティーを飲むのだった。

翌朝、能登では嬉しそうに弥太郎(中村敦夫)が歩いてくると、突然圭太に、
今度の土曜日空けておけと言うと、得意先の美人娘との見合いを勧めた。

圭太は見合いはいらないと言い、まじめに聞いて欲しいと言うと、
自分の思いを弥太郎へ話し出した。

自分はずっと塗師屋の世襲制はおかしいと思っていた、
自分のような未熟者を塗師屋にしなくても、
もっとふさわしい人間を余所から入れて据えた方がいいと訴えたが、
弥太郎は馬鹿者!一蹴し、孫だからで継がせるわけではない!と言い、
これから輪島塗の現状はどんどん厳しくなるだろう、
これからは輪島塗への伝統を守る熱意や思い入れが大切になってくる。

だから技術は未熟でも、輪島塗への馬鹿なほどにまっすぐな思いを持つ
圭太でなければならないのだと、弥太郎は圭太への思いを伝える。

圭太へ思いを伝えた弥太郎だったが、一人、妻の仏壇の前で背中を小さくし、
自分はひどい爺さんだろうかと、語りかけるのだった。

夕飯時の桶作家では、それは希か輪島塗か選べと言うことだろうと、
それは弥太郎がひどいと、批判するみのり(門脇麦)に対して、
藍子は、弥太郎も祖父としても、親方としての立場もあって、
間に挟まれて弥太郎自身もツラいと思うと弁護する。

ふと藍子は弥太郎の女将はどんな人だったのか?と、文(田中裕子)と、
元治(田中泯)へ訊ねる。

元治は、弥太郎の妻・やす子は美人だったというと、文が続けてそれはそれは、
性格は穏やかで、料理上手で弥太郎はやす子を溺愛して、大切にし、
とても仲のいい夫婦だったと話した。

そこへ元治が、やす子は美人だったと言うと、なぜ今、2回言ったのか?と、
元治は文に睨まれるのだった。

そんな話の中、一徹(葉山奨之)は希はなんて言ってるのか聞いてないかと、
藍子に訊ねるが、藍子は、自分は希の結婚に反対だと言ってしまっているから、
希からはなにも聞いていないと答える。

やはり、遠距離結婚は賛成できない様子の藍子に、
自分は圭太の気持ちがわかると一徹は言う。

ダラダラ恋愛してる時間がもったいないからなと言うと、
ダラダラ?そんな風に思ってたのかと、突っ込まれた一徹は、
情熱だと思ってたのにと、みのりを怒らせてしまう。

思い悩む圭太のもとに博之(板尾創路)が会いにくる。

博之は、なぜ希との結婚について親にちゃんと相談しないのかと怒る。

周りが知っていて、親の自分がなにも知らず、圭太や希の力にもなれない事へ、
苛立ちを感じていたようだった。

博之は、この家を出ろと言うと、ここにいるかぎり塗師屋を継がされる
圭太自身が希に女将をさせないと言っても、希の性格を考えれば
圭太が困っていれば手伝うに決まっていると博之は言い、
本当に希のことを想うのなら、希の夢の邪魔をするなと圭太へ言うのだった。

黙り込む圭太。

その頃、横浜では希が圭太からの電話を待っていた

しかし、あれだけの喧嘩のあと、まだ圭太が怒っているかもしれないと、
そう思った希は、自分から圭太の作業場へ電話をかける。

しかし、電話を取ったのは亜美だった。

希からの電話に亜美は慌てて、圭太と何かあったのかと聞かれる希は、
亜美から今度の土曜日圭太が見合いすることになったと聞かされ驚く。

圭太との思いだが頭をよぎる、
今度あったら希を絶対誰にも渡さないと決めていた、
その言葉を思い出す希なのでした。

翌日、希は急遽土曜日の休みを大悟(小日向文世)に頼み込む、
すると大悟は休むのはいいがお前はクビだと言い放つ。

お前って!!?傍で聞いていた美南(中村ゆりか)が驚くと、
弥生(福田彩乃)に決まっているだろう!と大悟は声を張り上げる。

辞めさせろと言ったはずだ言う大悟に、希は、弥生も10万回練習すれば
きっとできるようになると言い大悟を説得しようとするが、そこへ弥生は、
あと、99865回ですと訂正を入れる。

頑としてクビを取り下げない大悟に希は、
土曜日の予約ケーキの入学祝いメッセージプレートを弥生に書かせると言い、
うまく書けたらクビを撤回して欲しいと大悟に条件を突きつける。

恩を徒で返しやがってムッとする大悟だが、うまくできたらなと了承する。

ホッとする希だが、自分にはできないと怯える弥生に、
美南はそんなことしてたら、バスに間に合わないと心配するが、
希は、あと2日あると言うと、弥生の練習に付き合うのだった。

弥生の練習はあと、99848回!

圭太のお見合いまであと34時間!!

希は間に合うのか!!?

<『まれ』第14週 第83話 「絶体絶命メッセージプレート」解説

今回は お見合い について解説していきたいと思います。
一時期あまり見かけなくなったお見合いですが、
近年また再ブレークしていますよね。

そんなお見合い事情について解説していきます。

本来のお見合いとは、
日本にある昔ながらの結婚相手を決める方法です。
間に人が立って、出会い、交際、婚約まで進行していきます。
出会いから、プロポーズまでは、早いとその日中であったり
通常3ヶ月くらいで決まりますが、
場合によっては6ヶ月程度かかることもあります。

お見合いは、あくまで結婚相手を決める場ですので、
本人たちの恋愛感情の有無は関係ありません。

近年では、結婚相談所や、お見合いパーティー、街コンや
テレビを使った婚活番組などもあり多様化しています。

カジュアルになった分機会も増えていますが、
本来のお見合いに比べ結婚への意識はそれほど強くはありません。

本当に結婚へつなげるのであれば、本来のお見合いの形へ
戻った方がよさそうな気もします。

しかし、本編ではかなりの数のお見合い写真が出てきましたが
弥太郎さんはどれだけ顔が利くのでしょうか。

輪島のドン、塗師屋弥太郎はすご過ぎますね(笑)

『まれ』第14週 第83話 「絶体絶命メッセージプレート」感想

今回は 希の気合が感じられる 回でしたね。
圭太に仕事と結婚どっちが大事なんだ!と言われて
仕事!!!って答えてましたが、
やっぱり反省してましたよね~

売り言葉に買い言葉は良くないです。

博之さんもなんだかんだ言って
ここもやっぱり圭太が心配なんです
希のことも心配なんです
この不器用なお父さん。

圭太より希の性格をわかってるのかもしれませんね(笑)

希の夢の邪魔をするなと言われて
圭太くん思い悩んだんでしょうね

お見合いを承諾してしまうなんて!!

また、これ希に言ってないですしね
どんな思いでお見合いに向かうのか
我々も本心はわからないですが、
でも、希は勘違いしてるでしょうね。

結婚より仕事だなんて言ったから
圭太に愛想つかされたとか思ってるかもしれないですよね

今日の名言
徹さんの 希は大事なことは全部突っ走ってる です。
本当に、希と圭太って似たもの同士ですよね。

弥生の練習は、あと99848回!
圭太のお見合いまであと34時間!!
希はそれまでに合うのか!!?

次回、第84話  続 「絶体絶命メッセージプレート」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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