『まれ』65話「希泥沼恋愛に足をとられ、美南の恋愛は盲目」

意図せず、美南(中村ゆりか)を傷つけてしまった希(土屋太鳳)は、
翌日、職場で顔を合わせるも、以前のように話すことができない
バレンタインを直前にチョコレート作りが佳境に入るが、
希のテンパリングには、艶がないと大悟(小日向文世)に駄目出しされ、
希は担当からはずされてしまう

『まれ』第11週 65話 「泥沼恋愛チョコレート」あらすじ

美南(中村ゆりか)の肩に手をかけようとした瞬間、
突然、美南に店の外に投げとばされる希(土屋太鳳)
そこへ偶然、徹(大泉洋)が通りがかり、
大丈夫か?と希のもとへ駆け寄る。

大輔(柳楽優弥)とキスしたことを知り、
ものすごい権幕で詰め寄ってくる美南に、
何故バレたのかと動揺する希に、
徹は言ってないよと首を振って否定する。

すると美南は、藍子(常盤貴子)から電話で聞いたと話し、
何で言ってくれなかったの?隠してたなんてひどい!と美南は言い、
徹がフォローしようとするも、黙ってて!と美南に一蹴されてしまう。

ちゃんと説明しようとする希だったが、
美南は、大輔のことが好きなのかと希に問いただす。

あの時は初対面で、大輔も酔っていて記憶もなかった、
好きとかそういうのではないと必死で説明する希に、
美南は、じゃあ意味があったわけじゃないんだね?と言われ、
酔っていても好きじゃなければキスしないと、
さっき大輔に言われた言葉を思い出し複雑な顔をする希。

冷静になった美南は、希のことを信じると言い、
投げと飛ばしてしまったことを謝る美南。

しかし、そこへ大輔がやってきて
さっきの返事だけどと希たちの元へ近づいてくる。

返事って?と静かに振り返る美南にすかさず希は、
今、立て込んでいるから、あっちへ行くようにと大輔に言うも、
自分と付き合うかどうかの返事を聞かせてほしいと言ってしまう。

驚く徹に大輔は、さっき、付き合ってほしいと告白したと話し出し、
あんで貴方は、このタイミングでと泣きそうな声で大輔を非難する希に
うつろな目をした美南は、大輔が希のことを好きだったのかと言うと、
希の顔をじっと見据える。

じゃあ、返事待ってるからねと言って
嬉しそうに去って行く大輔を徹は追いかけていく。

残された希と美南の間に重い空気が流れ
希が、美南へ話しかけようとするが、
美南はもういいと言って去って行ってしまう。

翌朝、
バレンタインデー前日の「マ・シェリ・シュ・シュ」 の更衣室では、
せっかくのバレンタインなのに、何の出会いもなかったと嘆く陶子(柊子)

そんな陶子から、あなたはどうなの?と聞かれる希は、
ないですと答えるが、美南は、えっ?あったでしょ?と言うと、
驚く陶子に、希は、言わないだけで、実はモテモテだから
意地悪げに言うと更衣室から出ていく。

着替えを終え、ホールに向った希は、
美南へ、大輔とつきあう気はないと伝える希だが、
美南は、だから安心して告白しろと?
こんな時はそうしろとでも、本にでも書いてあったの?と言い、
希は本当に恋をする気持ちがわかっていないとため息をつく。

大輔があの場に来なければ、あのまま、
また何も言わず、自分に隠すつもりだったのかと
美南は希に怒ると、
希のせいではないとわかっていても、
今は希の顔を見たくないと言って去っていく。

一人立ち尽くすしかない希。

徹は、大輔を喫茶店に呼び出していた。

どうしたんですか?お父さんと悪びれる大輔に、
今そういうのに突っ込んでいる心境じゃないから
やめてくれる?と言う徹。

言いづらい話なんだけど、と話を切り出す徹は、
美南が大輔に、兄以上の気持ちを抱いている
結婚したいとまで思いつめてると告げる。

うそでしょ?と驚く大輔に徹は、
だから、夕べみたいに、不用意に美南の前で
希を口説くようなことしはいけないと忠告する

そして、男同士として言うが、これは正念場だと言い
兄として、美南の気持ちを傷つけないように、
うまくやらないといけないとアドバイスするのだった。

テンパリングを大悟(小日向文世)に見てもらう希。

しかし、艶が出ていないと駄目出しされ、
バレンタインまでに何とかしろと言っただろ!と叱られ、
浅井(鈴木拓)が代わりをするように指示するのだった。

恋愛ボケじゃないでしょうね?叱咤する陶子に
すいませんと謝る希。

希は、とうとう一人で抱えきれなくなり、
能登へ電話するが、誰も出ない。

その頃、能登では、
うみねこ座」がコーラスの練習をしていた。

みんな、バレンタインに一子が帰ってくる楽しみにしている。

生き生きとするみんなの様子を嬉しそうに見ていた圭太(山崎賢人)に、
グッジョブ!と元治(田中泯)が声をかける。

しかしそこへ、みのり(門脇麦)が駆け込んでくると、
ついさっき、一子(清水富美加)から電話があって、
バレンタインに帰れなくなったと圭太に伝える。

圭太が一子に電話すると、 店員が一人風邪を引いてしまい、
店を休めなくなったと話す一子

まじかーーー!?と落胆する圭太。

希が元気なく部屋に帰ってくると、
大輔が大きな荷物を持って出てくる。

また釣りにでもでかけるのかと訊ねる希に大輔は、
ちょっと旅にと言うと、美南が迷惑かけたみたいで申し訳ないと、
希へと謝り、じゃあ、しばらく帰らないから!と言って出かけようとする。

もしかして、美南の事が原因で旅に行くのかと言う希に
自分がいない方が良いでしょ?何年か消えていれば、
美南も自分のことなんか忘れるだろうと言う大輔。

美南の気持ちはどうするのかと、
大輔を止めようとする希。

そこへ美南の声がし、二人は振り向く。

美南は、なぜ2人で、自分のこと話あっているのかと問うと、
自分は、希のこと信頼して打ち明けたのに、なんで??と言い
もう、希なんて大っ嫌いと言い放つ。

興奮する美南を落ち着かせようと大輔が近づくが、
そんな大輔を投げ飛ばしてしまう

美南の怒りは大輔にもおよび
希から自分の気持ちを聞いたんだろうと言うと、
何年か消えて、ほとぼり冷めたら、
希と付き合う相談でもしてたの??
怒り出す。

そんな美南に希は、
大輔と付き合う気はないと言いかけるも、
いるよね、ドラマとか少女漫画にこういうタイプ! と、
美南はさらにまくし立て始める。

私、恋なんてとか言いながら、一番幸せになっちゃう子?
告白されたんだから、考えて見ればいいじゃない、
恋してみるって、堂々と言ってくれたほうがよっぽどいいよ!、
もっと右脳で考えてくれない!?と一方的に言われた希は、
右脳だとか、左脳だとか、そんなのどうでもいい!!と怒鳴ると、
とうとう堪忍袋の緒が切れるのだった。

せっかく美南が相談してくれたのに、
どうしてぶち壊さなければならないのかと怒る希。

そんなものが恋だというのなら、
自分は一生、恋なんかしなくていいと言う希は、
自分は、本当は今、恋なんてしたくない、
ずっとケーキの事だけ考えて、
ケーキの練習だけしていたい。

ケーキが好きで、
やっとケーキの授業が出来るようになったのに、
なんで、こんなことで揉めなければならないのか
泣き出す希。

それを静かに聞いている輪子(りょう)。

すると観念したかのように大輔は、
美南の気持ちには、前から気づいていたと話し出しす。

美南が中学生の頃、
そうかなのかもしれないと思うことがあって、
だから一度、家を出て一人で暮らしていたと言い
でも、そうやって自分が逃げたせいでこんなにも
思いつめさせてしまったと謝る大輔。

その言葉に、美南の目から涙がこぼれる。

ちゃんと同じ家にいて、
兄貴でいてやれば良かった
ごめんな、美南と大輔が言うと、
無言で階段を駆け上ってしまう美南。

大輔、輪子、希、苦悩の顔を浮かべる。

『まれ』第11週 65話 「泥沼恋愛チョコレート」解説

今回は 「右脳と左脳の恋愛」 について解説していきたいと思います。

人の恋愛タイプを、
感覚タイプ(右脳派)論理タイプ(左脳派)に分けるとこうなります。

右脳タイプの人はみんなと一緒が大好きで、
常に一体感を感じたい、恋人のそばにずっといたくてしょうがないタイプ。

左脳タイプ自己実現をもとめていて、
たまにであれば他の人と一緒に盛り上がるのもいいけれど
基本的に一人の時間が絶対に必要なタイプ。

実際、理屈的なものを考えてるときには左脳の活動が活発になり、
芸術的な絵を見たり音楽を聞いたりしているときには右脳の活動が活発になることが
観測でわかっていますが、今の現段階では、「理論的なものは左脳の役割が大きく、
感覚的なものは右脳の役割が大きい」くらいのようです。

右脳と左脳の違いは、実は血液型の違いと大差ありません。
一般的に言われている右脳と左脳の役割の違いは医学的には証明されておらず、
正しといえる根拠がない」のが実状ですので参考までに。

『まれ』第11週 65話 「泥沼恋愛チョコレート」感想

今回は、 美南ちゃん大暴走 な 回でしたね。

女の子って恋に盲目になりがちですが、
美南ちゃんはものすごかったですね。

まったく回りも見えないし
言葉も何も聞こえてないようでした。

ここまで人を好きになれるってすごいと思います。
しかし、敵視された希の方はたまったものではありません。

しばらくの間、仕事中もプライベートでも、
言い訳も理由も聞いてもらえず
すいぶんと言われっぱなしの希でしたが
とうとう希の堪忍袋の緒も切れました。

やっと美南ちゃんも冷静になったかと思いきや
大輔の言葉にショックを受けた美南ちゃんは
駆け出してしまう大波乱。。。

この先どうなってしまうのでしょうか?

今日の名言は、
希の 右脳だとか、左脳だとか、そんなのどうでもいいわいね!!(能登弁)です。
思わず同感してしまったセリフでした。

美南と大輔の間に挟まれて、苦しさのあまり
一生恋愛なんてしなくていいと言ってしまった希
もう本当に恋を嫌いになってしまったのでしょうか?
そして、希と美南の仲はどうなってしまうのでしょうか???

次回、第66話  続 「泥沼恋愛チョコレート」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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