『まれ』64話「希の初キッス、美南にバレて投げ飛ばされる」

美南(中村ゆりか)が思いを寄せる相手を知り、驚きを隠せない希(土屋太鳳)。
しかも、美南は結婚を前提に付き合ってほしいと、気持ちを伝える気でいる。
重すぎる告白を知ってしまった希は、ひとりで問題を抱えきれずに。。。

『まれ』第11週 64話 「泥沼恋愛チョコレート」あらすじ

バレンタインチョコの試食中、
美南(中村ゆりか)の好きな相手が高志(渡辺大知)ではなく、
その相手が兄である大輔(柳楽優弥)と知ってしまった希(土屋太鳳)は、
驚きを隠せずに言葉を失ってしまう。

夜の公園へ来た美南と希。

美南、今まで黙っててごめんと謝ると、
やっぱり他人に話すのが恥ずかしくてと照れている。

そんな美南に希は、大輔はお兄ちゃんだよねと確認するが、
でも、本当の兄弟じゃないよとあっけらかんと美南は言うと、
子どもの頃から美南は、大輔が大好きで仕方がなかったと言い、
そんな美南に兄として好きなのでは?と聞く希だったが、
普段、お兄ちゃんと呼んでても、心の中では大輔さんなのだと言う美南に
まともに働かないダメンズなのに、見る目がないのでは?と言う希。

しかし美南は、ああ見えて大輔は司法書士優秀なのだと言い
今は友達の事務所で、働きたいときだけ働いていて
本当はフルで働いてくれって言われてるらしいが、
それは本人が嫌だと断っているのだと話す。

その話を聞いた希は、それはそれで、なんだか本気で腹が立つわと
思わず言ってしまうが、そんな言葉も聞こえていない美南は、
ケーキに人生をかける大悟も好きだけど、反対に、
仕事より大事な物があると言いきる大輔も格好良くて、
一緒にいたらきっと楽しい人生送れそう!!と心から言うと、
久しぶりに、スーツ姿の大輔を見ると、 新鮮でドキッとすると
うっとりした表情で美南は話す。

そして美南は最後に。

今年は大輔にチョコを渡して、
結婚を前提につきあってくださいと
言うつもりなのだと希に宣言する。

「結婚」の言葉にパニックになる希。

その頃、一子(清水富美加)が、
能登に居る、はる(鈴木砂羽)のもとへ電話をしていた。

一子は、バレンタインに家に帰るつもりだとはるに伝えると、
本当は、圭太(山崎賢人)とデートしたかったけどいいと言うと、
圭太とケンカでもしたのか?心配するはるだが、
そんなんじゃないと否定する一子は、じゃあと言って電話を切ると、
はる、浩一(篠井英介)、マキ(中川翔子)は、みんな大喜び、
実は、村を元気にするために、圭太が一子を説得したのだった。

横浜では、美南の衝撃の告白を聞いてしまった希は、
美南の告白のことが気になって仕事が手につかなくなっていた

チョコレートを溶かしていた手が止まっているのを見つけた大悟(小日向文世)に、
何してんだ!と、怒られ 、「天中殺」で食事をしながらも2人の仲良が気になる希。

すっかりテンパっていました。

部屋に戻った希は、重すぎる秘密を、背負った苦しみにもだえていた。

ここが能登であれば、みんなですぐさま共有して、あーだこーだ言えるのだが、
誰にも相談できず、生まれて初めて、重大な事実を一人で背負ってしまった希は、
突然、「魔女姫」人形を握り締め、ベランダへ出ると、「魔女姫」人形に向かって、
美南がゴン太(大輔)のことを好きだと告白してしまう。

すると、えっ!そうなの!?と 希が振り返ると、
そこには徹(大泉洋)が立っていた。

ゴン太って、あいつだろ?と徹は、最近、希が変なのはそのせいかと、
徹はてっきり、この間の合コンで恋でもしたかと思い、冷や冷やしていた。

良かった良かったと徹は言うと、銭湯に行こうとする。

そんな徹に希は、聞いてしまったのだったら相談に乗ってほしい頼む希に
徹は、最初はびっくりしたけど、ある事なんじゃないのかな?と言うと、
希は美南が結婚したいと言っていると徹へ伝える。

結婚!?それは、ややこしいことになるんじゃないか?と言う徹だったが
お前には関係ないことだからと言い、ここは変に首を突っ込まないで、
美南SOSを出してきたら、話を聞いてあげればいいんじゃないの?と
徹がアドバイスすると、そうか、そうだねと納得する希。
だが、関係なくないんじゃない? と何かを思い出した希
何が?と聞く徹に希は、私、ゴン太と。。。

キスをしてしまっていたことを思い出した希に
言うな!それは二度と!!と徹はきつく言い聞かせるのだった。

ちょうどその頃、能登の藍子(常盤貴子)から「天中殺」へ電話が入ると、
「はい、天中殺です。」 と美南が電話に出る

横浜へあいさつしていなかったことを思い出し、電話をかけた藍子は、
美南へ、希がお世話になってありがとうと挨拶をすると、
母・輪子(りょう)に代わってもらおうと思った藍子だったが、
今は占いで出張に行っていて不在だと美南が言うと、
じゃあ、また掛け直すからと電話を切ろうとする藍子。

すると、美南は突然、兄がすみませんでしたと謝るので、
驚く藍子だったが、大輔がご迷惑をおかけしてしまったようでと
言葉を付け加えると、藍子は、希ももう大人だし気にしないでと言おうとすると
えっ? と驚く美南。

お正月に、兄がそちらにお世話になった件でと美南が言うと
あー!そっち??と笑う藍子に他にも兄が迷惑かけたことがあるんですか?
藍子へ訊ねる美南。

大輔の部屋を訪ねてきた希に、大輔は釣り道具を説明するが
釣りの道具を見に来たわけではないという希に、じゃあ、漫画読む?と
話を代えるが、漫画の話でもないという希に、何?と聞く大輔。

だから、ちょっとお願いがあると希はいうと、
大輔が酔ってキスしたことを誰にも言わないでほしいと頼む希。

でも、もう皆知ってるけど?と言う大輔に対し希は、知らない人もいるからお願い!
と言って帰ろうとすると、って言うか、俺と付き合わない?と突然大輔が希へ、
交際を申し込む。

驚く希に、大輔は希のこと、好きみたいなんだよねと言うと、
お断りします!と即答し帰ろうとするが、自分の事なんも知らないにのに!と
言う希に、直感!!と答える大輔は、すごいタイプなんだけど言う。

右脳?そんな大輔の言葉に右脳恋愛を思い出す希。

大輔は、酔っぱらっていても、 好きだと思わなきゃキスしないと希に言うと、
理屈で説明しろって言われたら、いろいろ言えるけど、君の良いところは全部出てるよ、
言葉にも、表情にも、しぐさにも、だから一目で好きになったと言って
抱きしめようとする大悟を希は振り払い、失礼します!と言って出て行く。

階段を駆け下りてきた希は呼吸を整え、落ち着くと、
奥に、うつむく美南の姿が見え、どうかしたの?と
美南の肩に手をかけようとした瞬間。

突然、美南に店の外に投げとばされる希。

そこへ偶然、通りかかった徹が出くわすと、
大丈夫か?と希のもとへ駆け寄る徹。

美南は、呼吸を整えると、
希の名前を呼びながら迫ってくる美南。

怯えた希は開いた口がふさがらない。

そんな希に美南は

お兄ちゃんと。。。

キスしたんだってね!!!!!!と、
ものすごい剣幕で希へ凄む。

希、絶体絶命のピンチ!!

『まれ』第11週 64話 「泥沼恋愛チョコレート」解説

今回は 「連れ子同士の恋愛と結婚」 について解説していきたいと思います。

通常の兄妹であれば結婚できないというのは周知のことかと思いますが
では、親の再婚で「連れ子同士の恋愛と結婚」となるとどうなるのでしょうか?

近親者間での結婚は?
まず、民法734条1項では
直系血族又3親等内傍系血族の間では、婚姻をすることができない』
と定められてます。

直系血族=自分の父・母、祖父・祖母、子、孫など
傍系血族=自分の兄弟やその子、親の兄弟やその子など

《例》
もし、自分が叔父・叔母と結婚しようとした場合、
叔父・叔母は自身の3親等傍系血族なので、結婚できません。

いとこ(叔父・叔母などの子)は4親等傍系血族になるので、
結婚できます

【連れ子同士の結婚は?
再婚相手と連れ子との間で養子縁組をした時点で、
その子どもたちは初めて傍系血族ということになります。

こうなると、2親等の傍系血族になるので、結婚できないようにも思えますが、
しかし、民法734条1項は但書で、このような文面があります。

『ただし、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない
という例外規定が設けられています。

つまり、養子縁組をして2親等傍系血族にあたるとしても、
結婚はできることになります。

と、いうことは
美南ちゃんと大輔くんは法律上問題ないということになるわけです。

なるほど!!

『まれ』第11週 64話 「泥沼恋愛チョコレート」感想

今回は、 絶体絶命大ピンチ な 回でしたね。

美南ちゃんの相談を受け、気持ちを聞くほどに
戦々恐々としていた希ですが、
とうとう美南ちゃんに大輔とのキスがバレてしまいました。

ものすごい剣幕でしたね
希が吹っ飛びましたね。。。
本当に怖かったです。

朝から心臓がキュッとなってしまいました。

対して、大輔は変わらずお気楽モードで
これがまた何か問題起こすのではと心配でなりません。

今日の名言は、
大輔くんの 酔っぱらっていても、 好きだと思わなきゃキスしない です。
確かにそういわれるとそうなのかな?と納得しそうな気もするかな?
酔っ払っていても本能的に好き嫌いは識別してそうな気がしますよね?

大輔とのキッスがバレてしまい、
美南の逆鱗に触れてしまった希は
店の外へと投げ飛ばされてしまう
ものすごい剣幕で希に詰め寄る美南
希の運命はいかに!!!??

次回、第65話  続 「泥沼恋愛チョコレート」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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