『まれ』54話「一徹とみのりのエンゲージケーキ、希と藍子、徹の覚悟」

徹(大泉洋)は改めて東京へ一緒に来てほしいと藍子(常盤貴子)に頼むが、
藍子は行かないと言い出し、翌日、一徹(葉山奨之)の婚約パーティーが行われ、
希(土屋太鳳)はケーキで2人を祝福する
一子(清水富美加)は、大阪へ行きを決め、圭太(山崎賢人)に別れを切り出す
徹も藍子もそれぞれの道を進むと決め、希も覚悟を決め横浜へ戻ることを決心する。

『まれ』第9週 54話 「再出発エンゲージケーキ」あらすじ

藍子(常盤貴子)が一緒に東京へは行かないと言い出し、驚く徹(大泉洋)。
今度は今までのような当てのない夢じゃないのにどうしてと藍子に聞くと、
だからこそ、徹は東京で頑張ってきて欲しいと言う藍子。

それは離婚ってこと?と希(土屋太鳳)恐る恐る聞くと、黙る藍子に、
離婚するから後は好きに夢を追えって言うの?だったら行かないと言う徹は、
藍子と一緒だと思ったから受けたのにと藍子に気持ちを伝えようとするも、
一緒に行ったら、9年前と同じだよと藍子は言うと、今まで自分は、
徹を支えているつもりで、ただ徹の人生に乗っかってきたとのだと言う藍子。

そんな藍子に、希は、徹を応援することが、藍子の夢では駄目なのかと訴えるが、
藍子は、この村が好きだから、ここで生きていきたいのだと言い、
夢より家族が大事って言ってくれて嬉しかった、 でも、今、徹の手を離さなかったら、
自分は一生後悔する、 東京に行って、今度こそ、夢叶えて欲しいと藍子は言うと、
もう私は待たない今度は逃げ道はないから、覚悟を決めて、しっかりやってきてと、
厳しく徹を突き放す

2003年1月4日
大輔(柳楽優弥)が村を去って数日後、
みのり(門脇麦)と一徹(葉山奨之)の婚約パーティーが開れた。

司会は浩一(篠井英介)
ビデオ撮影は洋一郎(高畑裕太)
一徹は紋付はかま
みのりは振袖を着ている。

新郎新婦入場。

真人(塚地武雄)はすでに涙が止まらない。

そして、希が作ったエンゲージケーキの登場、
四角いケーキの上に、村で暮らすみのりと一徹、子どもたちが飾られ
周りには、能登の海をイメージしたブルーのゼリーが乗せられている。

2人の初めての共同作業、ケーキ入刀で、記念撮影会。

みんなでケーキを食べながら、その様子をビデオに撮る洋一郎だったが、
突然、一子(清水富美加)が、大阪の叔母のところに行くことにしたと宣言する

驚く一同。

今まで当てもなしに東京、東京と言っていたけど、まずはここを出て、
自分のやりたいことを見つけようと思うという一子。

そんな一子に、ここを出たってやりたいことを見つけるのは簡単じゃないぞと、
洋一郎は言うが それでも一子は、みのりを見て、自分もこのまま終わりたくない
自分の夢を追いたいと思ったと言う。

すると一子は、圭太(山崎賢人)を会場の引っ張って行くと、
だから、圭太とは別れようと思うと圭太に言う一子。

圭太は、オレのせいで、ごめんと言うと、それでも、希の事は放っておけないと言い、
これは、みのりでも洋一郎でも、高志(渡辺大知)でも同じ、仲間だから、喧嘩しても、
どんなに気まずくても、誰かに良いことがあれば集まって祝ってしまう、
仲間だからと言う圭太。

それでも、オレが好きなのはお前だ、いつも強がって、きつい振りして、優しくて、
そんなお前と、オレは一緒に居たい、この気持ちだけじゃダメか?と言うと、
涙ぐむ一子を抱き寄せる圭太。

そんな2人を見て希は、なんだか、2回失恋したような気がしていた。

高志の歌が始まる中、一人外へ出た希は、海を見ながら

何かを得たいなら、何かを捨てる

パーティーが盛り上がる中、
徹は、一徹にみのりの事ちゃんと幸せにしてやれよと言うと、
幸せと言うのは、してやるものではなくて、一緒になるもんだよと言い、
父さんも腹くくったの?一徹は徹に言うのだった。

翌朝、徹は藍子に署名した離婚届を渡すと、東京へ行ってくると言い、
オレも3年で目途をつけ3年で結果を出して必ず戻ってくる、そしてまた、
お前にプロポーズする、 もう一度オレと、結婚してくださいと言うと、
藍子は、はいと返事をするも、 でも、待たないよ?3年経たなくても、
良い男がいたら、再婚しちゃうかも知れないと悪戯に笑うと、
お茶と入れると立ち上がる。

すると徹は、藍子の手を取るが、
言葉をかけたくても何を言っていいかわからず、そっと放してしまうが、
その手を藍子がとり、頑張って、徹でかい夢、私大好きだからと、
優しく言うのだった。
夜になり、藍子が離婚届に判を押そうとしたそのとき、
希が部屋に入ってくる。

希は言い出しにくそうに、藍子に本当は自分はと言いかけると、
試用試験不合格だったんでしょ?と言う藍子は、
言いだせなかったよね、ごめんねと希に誤る。

希は、大悟(小日向文世)に言われた何かを得るために何かを捨てろや、
仲間でも応援するなと言う意味が、わからないでいたが、
それは「覚悟」と言う意味なのかも知れないと希は藍子に話す。

みのりも、一徹も、一子も、藍子たちも、進むために覚悟を決めていた
大悟が言いたかったことは、そういうことだったのだと思うと言い、
希は、もう一度横浜に行くと藍子に宣言する。

すると藍子は、それでも、希らしさ、
応援する気持ちは捨てないでほしいと伝えると、
もう一回、行ってらっしゃいと応援するのだった。

再び横浜へ戻ることを決めた希と徹。

この先何が待っているやら、
2人の横浜編の始まりです。

『まれ』第9週 54話 「再出発エンゲージケーキ」解説

今回は 「婚約披露パーティー」 について解説していきたいと思います。

婚約」とは日本で古くから行われている「結納」のことです。

仲人が使者となり、両家を往復し結納品を納めるのが正式な結納ですが、
近年は、本人と両家の親が一堂に会して行う略式結納が増えています。

そして以前は、女性宅で取り交わされるのが主流だった略式結納も、
レストランや料亭、ホテルなどの利用が今では主流になっています。

そして、婚約(結納)式の後に婚約披露パーティーを行うのが
欧米では一般的。

最近では、日本でも人気になってきている婚約の形式で、
結納や婚約式のように格式にとらわれない自由さが人気
2人で相談して内容をいろいろと決めれるのが魅力です。

【誰を招く?】
親しい友人や知人、家族や親戚を招くのが一般的。
内輪で楽しくお互いのパートナーを紹介し合い、
披露宴や二次会などお手伝いを頼みたい友人、
披露宴には招待できない職場の仲間などを招待してもいいでしょう。

【どこでする?】
欧米では女性宅で行うのが一般的ですが、
日本ではホテルやレストランが利用が多く、
予算や招待する方の都合に合わせ、
来てもらいやすい場所を選ぶことができます。

【何をする?】
出席者が集まったら婚約を発表、互いにパートナーを紹介します。
男性はエンゲージリング、女性は記念品を贈り合い、
男性がその場で女性の指に指輪をはめ、
記念品もその場で開封するのが欧米流です。

『まれ』第9週 54話 「再出発エンゲージケーキ」感想

今回は、それぞれの覚悟 回でしたね。

藍子さんの「覚悟」すごかったですね。

徹さんの手を離す、離婚する、なんて
生半可な覚悟じゃできないと思います。

徹さんを愛するが故の離婚
切な過ぎます!!!

まぁ、経済的に徹さんに依存していなかったから
。。。というのはやめましょう!

最後には徹さんも「覚悟」を決めました。

徹さんも本当に切なそうでした、
自分から離婚届なんて出すんじゃなかったなんて
最後言ってたくらいですし
本当に離婚しちゃうのかな。。。寂しいです。

今日の名言は
一徹の 幸せと言うのは、してやるものではなくて、一緒になるもんだよ です。
さすが一徹くん、みごとな名言です。
今回は名言多すぎて困ってしまったんですが、ハッピーな感じで選んでみました!

互いのけじめとして「離婚」を選んだ藍子と徹
希も横浜へ戻る「覚悟」を決めました!
いよいよ次週からは、舞台が横浜へ戻ります!
戻った横浜では一体何が待ちうけているのでしょうか??

次回、第55話  新 「逆転一発パンケーキ」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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