『まれ』97話「希フランスへ修行!?一子能登へ帰る」

希(土屋太鳳)と徹(大泉洋)と藍子(常盤貴子)は横浜で一緒に暮らすことになった。
家族3人の生活に胸が高鳴る希だったが、ある日、突然大悟(小日向文世)から、
フランスで修業をして美的センスを磨いてこいと言い渡される。
希はフランス行きを圭太(山崎賢人)に相談しようとするが。。。。

『まれ』第17週 97話「究極選択パリブレスト」あらすじ

2007年5月。
希(土屋太鳳)のもとに、一子(清水富美加)から電話が入り
今日、村に帰るというのだった。

希と一子との対決イベントから半年経ち
一子はやっと村へ帰る決心をし、
藍子(常盤貴子)は、横浜へ引っ越す準備をはじめていた。

部屋探しは、高志(渡辺大知)が一緒に手伝ってくれている。

高志が住宅情報雑誌を見ながら、
良さそうな物件にマルをつけていると、
藍子が後ろからやってきて、
高志に手伝ってくれてありがとうと
藍子に言われて嬉しそうな高志。

家族3人、横浜で暮らす日を楽しみに張り切る希でしたが、
大悟(小日向文世)が、休憩に入ると言い、
希に休憩前の指示を伝えていると、
それからお前、フランス行ってこいと唐突に
なんの前フリもなく、希に言うのだった。

フランス!?突然のセリフに浅井(鈴木拓)が驚く。

すると大悟は、
俺の知ってる店で、口がひとつ空いてる、
そこで修業して来いと言うと、
お前は舌は出来てる
味覚が確かだというのは、
パティシエには大きな強みだ。

だが、致命的な欠陥がある。
センスが貧乏くさい!

オリジナルケーキの見てくれが悪すぎる。

美的センスがゼロだ!

幼稚園児の粘土細工だ。

このままじゃ。世界に通用する菓子は作れない
だから、フランスで勉強して、感性を磨いて来いと言うと、
瞳をキラキラと輝かせて喜んでいる。

大悟が去って行ったあと、
美南(中村ゆりか)と弥生(福田彩乃)が、
希のもとへ駆け寄って来て、
すごい!おめでとう!
がんばってくださいね!と言うと
それを聞きつけた常連客も希を応援する。

希のフランス行きに、
これでオレも、スーシェフに!?
喜ぶ浅井でした。

フランス行きを藍子に報告する希。

自分は今まで、節約でお菓子を焼いていたから、
センスがついていなかったみたいだと言う希に、
言葉に困る藍子。

しかし希は、おかげでフランスに行かせてもらえ、
修行ができることを夢のようだと喜ぶ希。

そして希は、突然藍子にこれを見てとノートを差し出すと、
「レセ モア レエセイエ」とノートの文字を読みあげ、
絶対失敗することを前提に、「もう一度チャンスをください!」や、
今度絶対必要になるようなフランス語を重点的に覚えようとしていた。

せっかく横浜で3人で暮らそうと言っていたところなのに
申し訳ないと言う希に藍子は、そんなことはない、
むしろ徹は、希がフランスへ行くなんて聞いたら喜ぶ
藍子は笑うい、圭太(山崎賢人)はどう言ってるのか?と、
ますます遠距離結婚になるのに、ちゃんと話し合わないと!

そう言われた希は、
慌てて圭太へ電話してみるのだが、
圭太は希からの電話に出ようとしない。

その頃、能登へ帰ってきた一子は、
家の前でどう言って入っていこうかと悩んでいると、
そんな一子を見かねたマキ(中川翔子)が、
どう入っても同じだと言って、一子を中へ引っ張り込む。

すると、帰ってきた一子に喜び駆け寄ろうとする浩一(篠井英介)を
はる(鈴木砂羽)は制止すると、無理に帰ってこなくてもいいと言い、
親だまして、みんなに心配かけて、何年も帰ってこないんだからと、
はるが厳しく言うと、何を言うのかと浩一は、対照的に一子を猫可愛がりする。

そんなはるに、一子は、ごめんなさい!と頭をさげると、
はる、浩一、マキに心配かけて本当に申し訳なかったと謝り、
今までの自分は、東京の人は恵まれていて、何でも手に入る、
自分も東京へ行けば、能登を離れればキラキラ輝けると思っていた。

でも、能登でキラキラ輝けてないのに、よそでキラキラ輝けるわけがない
自分の考えが間違っていたことに気づいたと、はるたちに反省を伝える。

その言葉に浩一は、一子はずっとキラキラ輝いていたと言い、
自分では見えないだけで、本当にキラキラ輝いていて、
父親の自分からはまぶしいくらいだと嬉しそうに
本当に幸せそうに話す浩一。

そこへ、父親なのだからキラキラ輝いて見えるのは当たり前だと
はるが浩一へ呆れていうと、問題は一子だと言って一子へ向き直る。

それでいいのか?もう諦めたの?
何がキラキラなのかは自分にはわからないが、
一子が自分でそう思うなら、
今の一子はキラキラしてないのだろう?

だったら、キラキラできるまで、東京で粘りなさい!
やれるだけやってみなさい!

うまくいかなくても、かっこ悪くても、いつかきっと、
一子にとってのキラキラが見えてくるはずだと
はるに言われ、もう一度東京へ行くと決意する一子。

すると、はるはふぅっと息を吐くと、
田舎だから、ご馳走はないけど、ご飯でも食べる?と一子に言い
2階へ上がろうとするが、振り返ると「おかえり」と言って口を押さえると
急ぎ足で2階に上がるはるの背中に、「ただいま」と言う一子。

翌日一子は、桶作家へ顔を出し、
応援DVDを、みのり(門脇麦)、一徹(葉山奨之)、洋一郎(高畑裕太)と
一緒に見ていると、もう一度東京に行くと3人へ告げる。

驚く洋一郎は、この間の返事を聞かせてほしいと言うが、
洋一郎は、幼馴染みで、いつも心配してくれて感謝しているが、
それ以上は絶対ナイナイ!ありえない!と一子に言われてしまう、
洋一郎なのでした。

ある日の休憩中、やっと圭太に電話がつながった希に
ごめん電話出れなくてと疲れた様子の圭太。

希は圭太の様子を心配するも
圭太は大丈夫だと言う。

すると、希はフランス行きの事を、圭太に相談しようとするが、
そこに、亜美(梶原ひかり)の声が聞こえ、圭太宛の電話だと言うと、
圭太は、ごめん、またかけると言って、電話を切ってしまう。

不穏な空気の紺谷弥太郎漆器。

「天中殺」で食事をしていた津村家3人。

何気にテレビを見た藍子が、
あ、逮捕されてると声をあげると
そこには、以前能登への移住希望者と偽り、
輪島を大混乱に巻き込んだ、
経営コンサルタントの安西(六角精児)が、
容疑者として捕まったというニュースだった。

そのニュースを見た徹は、一人動揺し顔を青くしていた。

なにやら嫌な予感が漂います。

『まれ』第17週 97話「究極選択パリブレスト」解説

今回は 「まれのフランス語」 について解説していきたいと思います
劇中、希が藍子に見せていたフランス語ノートに書いてあった
希が今度絶対必要になるようなフランス語の文面をご紹介です。

Un instant s’il vous plaît (アナスタン スィルヴ プレ) ちょっと待ってください
J’y arriverai         (ジ ア リーブレ)      必ずやれます
Laissez-moi réessayer  (レ セ モア レセイエ)    もう一度チャンスをください

なんだかネガティヴのようなポジティヴなような
もっと違う必要なフランス語あると思うのでですが。。。食材とか器具名とか?
まあ、希らしいですね(笑)

補足 経営コンサルタントの安西とは
『まれ』第5週 「情熱ミルフィーユ」で、輪島市役所職員の頃の希が企画した
移住希望者向けの「能登体験ツアー」の参加者の一人、安西隼人(六角精児)。
実は、この時安西は、経営コンサルタントであることを隠し、
輪島塗の新しいビジネスモデル(海外生産の安価な輪島塗)構築のための
情報収集に圭太を利用し、輪島塗の職人たちを多く引き抜いていってしまう。

この事がきっかけで、圭太は弥太郎に一度破門されてしまっていて
輪島塗と塗師屋を窮地におとしめた人物です。

『まれ』第17週 97話「究極選択パリブレスト」感想

今回は、みんなキラキラな 回でしたね。

希はフランス修行でるんるんで
私ももしやフランスロケ???
なんて妄想が膨らんでるんるんです(笑)

一子が帰ってきて、はるさんも浩一さんも嬉しそうでしたね。

特に浩一さんなんて、見てて本当に
何と言うか「愛」が溢れてました!!

浩一さん大好きです!!

はるさんも、いつも怒ってたり
反対ばっかりしていましたが
ここぞと言うときは、
一子の1番の理解者です。

母の強さと優しさがものすごく伝わってきました。

今回ももらい泣き必須です。

今日の名言は
浩一さんの わしの目からはまぶしいくらいやわいね(原文) です
ここで私、号泣してます。

圭太の疲弊した様子と
経営コンサルタント安西の逮捕に
徹の青ざめた顔
不安要素満載!!!
一体どうなる!!???

次回、第98話  続 「究極選択パリブレスト」お楽しみに!!!

『まれ』 【もくじ あらすじと解説・感想 一覧】

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